香りと室礼作品

古帛紗を仕立てる

古帛紗を仕立てる

堺更紗の古布で仕立てた古帛紗に 中国・唐代の土人形を飾ってみました。 手の平に乗る小さな唐子とお坊さん 座り心地はいかがでしょうか?

 古帛紗とは茶道の世界などで使われる小さな布のことを指します。

 濃茶をいただくときに茶碗に添えたり茶道具を拝見するときにあてがったりするものですが、そうした行為にはお道具を傷つけないよう大切に扱うという気持ちが表されています。

 古帛紗に用いられる布地に決まりはありませんが、ときには鑑賞の対象にもなるため金襴や銀欄・錦・緞子・間道そして正倉院裂や名物裂・更紗・古布など様々に持ち主の好みが反映されています。

今回は、仕覆製作の正式な縫い方で古帛紗を仕立ててみましょう。オリジナルの三種の型紙を用意しておくことでいつでも手軽に縫い上げることができます。好きな文様や思い出深い裂地などでたくさん仕立て、香炉など飾り物の下に敷いたりアクセサリーやお数珠を載せるなど、日常の暮らしの中で用いることでモノを丁寧に扱う心が育てられることでしょう。

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