香りと室礼作品

折形の端午の節句飾り

折形の端午の節句飾り

 室町時代から武家社会に伝わる折形のデザインを、押絵の手法を用いて雅なお飾りへと仕上げていきましょう。端午の節句の「粽(ちまき)用きな粉包み」は、お祝いにふるまわれるお餅や粽に添える”きな粉”を包むための折形です。男児が健やかにたくましく成長することを願い考えられたこの折形は、菖蒲とも粽を表しているともいわれますが、私には勇ましい剣の剣先のようにも思われます。

 裂地には菖蒲の若葉を連想させる萌黄色の有職裂を、そして元気あふれる若々しさを縹色の絹をもってあらわしました。中央に伝統的な花結びをスゥと垂らして仕上げていきます。
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