2019年4月5日
今日は、桜日和の週末となりました。
今年の桜を皆さまどちらでご覧になっているのでしょうか。
私はここ数年、目黒河沿いの夜桜に足を運びます。
水面にうつる赤ちょうちんと桜の花は、それは美しく
見飽きることのない景色を目に焼き付けます。
そしてまた、年のせいでしょうか。
最近では、健康であることがいかに大切かを感じるようになりました。
好きなところに好きな時に、
自分の足で行くことができるということは、本当に素晴らしいことですね。
あたりまえのことが当たり前にできるように
弱っていく足腰を保ちながら齢を重ねていきたいと思います。
今年は、皆さまと七夕の室礼を制作したいと考えています。
試行錯誤の結果、ようやく納得のいく梶の葉ができあがりました。
平安時代「乞巧奠(きこうでん)」と呼ばれていた七夕の節供では、
梶の葉に歌合わせの和歌を書きつけたのです。
墨ののりが大変よく平たく丈夫な梶の葉は、
庭先にしつらえたお供台に飾ったり
つの盥(たらい)とよばれた桶に水をはり浮かべるなどしました。
たいへんきれいな形の葉ですね。
さあ、これからデザインをまとめあげていきましょう。
お教室では 5月6月にかけて制作したいと思います。
どうぞ、楽しみになさっていてください。