
2020年4月
香道志野流における香席の本歌といわれる
志野流十五世・蜂谷宗意(1803~1881年)宅の香席 「松陰軒」。
その趣ある十畳敷の京間には、
向かって右に本床、左に天袋を備えた脇床が設えられました。
そうした様式は京都銀閣寺の義政公お好みの香座敷
「弄清亭(ろうせいてい)」を模しているといわれます。
本床の床柱には「訶梨勒(かりろく)」が、
脇床下座の管柱には「霊絲錦(れいしきん)」が掛けられます。
今回はこの二種の伝統的掛け香飾りを制作してみました。
どうぞブロク『雪月花」をご覧ください。
1111
111