
「月見香の会」
夜空に浮かぶ月の満ち欠けに心惹かれる長月の頃、
香道研究家の林煌純(はやしきすみ)先生をお迎えし
初めての方を対象とした組香の勉強会を開催いたします。
香木の奥深い香りにつつまれて、
先生の雅なお話と美味しいお食事をお楽しみください。
日時 2015年9月12日(土曜日)
10時半より(15分前までにお越しください)
会場 東京都港区高輪1-27-37
高輪ザレジデンス・24階 茶室「悦庵」
会費 1万円(お土産・点心付)
持ち物 筆記用具・お持ちの方は茶道扇子
主催 香り文化研究所
「香り花房・かおりはなふさ」宮沢敏子
組香とは、
数種の香木を焚き染めて
香りを聞きあてる ゲームのようなもの。
どうぞこの機会に
本格的な香道の作法をご体験ください。
年々貴重になりつつある香木の、
雅とも幽玄とも表現されるその芳香は実に奥深く、
あなたの心に新たな感動をもたらすことでしょう。
香道研究家 林煌純(はやしきすみ)先生
プロフィール
千有余年にわたり
練香の秘伝を伝える大内山家にて研鑽を重ね、
香道が確立された室町時代以前の薫香の哲学を学び、
その精神を継承しています。
平成20年の「源氏物語千年紀」に際しては、
国立能楽堂にて初の試みであった
能舞台での香筵(こうえん 香席の意)を行いました。
平成22年、
京都・国際日本文化研究センター共同研究員に任命されました。
また、都内大学において
「香の文化と和歌」をテーマにした講座を受け持ち、
最近では駐日ラテン・アメリカ各国大使夫人に香道を指導、
代官山のサロンを起点として香文化の普及に努めています。
先生より皆様へのメッセージ
中国にて唐の時代に始まったお月見の風習は、
平安中期に日本へと伝わりました。
この度は、
いにしえの人々が月を愛でながら詠んだ
和歌をテーマに香を組む「月見香」を堪能していただきます。
馥郁(ふくいく)たる香木の奥深き香りを聞き当てる雅な遊びを、
この機会にご体験なさってみて下さい。
初めての方にも分かりやすく
説明をいたしながら行ないますので、
是非お気軽にご参加くださいませ。