
今年も好評の「秋の特別講習会」を開催します。
京都の伝統工芸として時代を経て脈々と継承されてきた「有職飾り」の世界を
現代風な手法を持ってよみがえらせます。
「有職飾り」とは、
室町時代から御所の宮廷飾りとして発展した雅なお飾りで、
五節句などの行事の折に室礼として飾られました。
今回は、『錦秋の薬玉飾り』を製作します。
大輪の菊に赤いもみじ・黄色い銀杏・すすきなど季節をいろどる草花をあわせ
淡路結びを施した六色の組紐で構成します。
紐はスゥと長く下へと垂れ下がり、床になびく様がたいへん優雅でしょう。
上部の飾り部分は 縦35センチ 横幅45センチ 全長2メートル
ほどもあり豪華で存在感あふれるお飾りです。
日時・・・・・・・・・・・・10月4日(金)12時から17時
10月5日(土)12時から17時
途中、お茶とお菓子をお出ししてお休みタイムをもうけます。
費用・・・・・・・・・・・・25000円(薬玉飾りの材料費含みます)
と化粧箱代金(2500円前後の予定です)
場所・・・・・・・・・・・「香り花房・かおりはなふさ」新宿教室
募集人数・・・・・・・ 5名 (締切日 9月20日)
お申し込みはメールまたはお電話でご連絡ください。
追って振込先をお伝えしますので、入金を持って予約完了といたします。
持ち物・・・・・・・・万能バサミ・ワイヤー切りペンチ・木工ボンド・まち針(10本ほど)・モノサシ・目打ち
作品は、一日で完成できますようご指導いたします。
完成できなかった方、お時間がある方は2日を通していらしてくださっても結構です。
また、完成作品をご希望のお問い合わせを良くいただきます。
『錦秋の薬玉飾り』をご希望の方はこちらで製作した品を
送らせていただきますのでご注文ください。
費用・・・・・・・35000円 化粧箱入り(着払いにて送付させていただきます)
ご注文は9月20日までにメール・お電話でご連絡ください。
材料確保の確認がとれ次第、ご連絡の上
随時製作にかからせていただきます。
王朝文化の中で育まれてきた日本の美しい装飾。
普段なかなか目にすることのない有職飾りを、
ぜひ暮らしに取り入れて欲しいという思いから製作してみました。
その色彩は極彩に近いもので構成されまた、
陰陽道とも深く結びつき独特の美しさを放っています。
本来ならば、一輪一輪絹で丁寧に作られるものゆえ大変高価な品です。
今回の作品は、絹ではありませんが繊細に作られた造花を使用し、
培われてきな伝統を崩さないように再現してみました。
ぜひあなたの暮らしに日本文化の一端を取り入れてみてください。
お茶会のお席やお店のディスプレイまた、お祝いなどにも適していることでしょう。