『香り花房・かおりはなふさ』では、日本の香りと室礼文化を研究しています。

2018年10月24日

秋風も涼しく十三夜の月も美しい頃となりました。

また、流星群が到来ということでしたが皆さまご覧になりましたか？

夏の空から秋空へと移り、天高く澄み渡る窓の向うに

富士山が顔を出すようになりました。

これから冬にかけ、次第に雪をかぶっていく富士のお姿が我が家の日々の楽しみとなります。

今年もレッスンも残るところ２回となりました。

菊の薬玉の制作も順調に進み、完成間近です。黒塗りの衣桁も仕立て上がりました。

また、香炉の仕覆は表裂の制作にはいりました。

歴史をまとった龍村美術織物の錦は、美しいだけでなく大変縫いやすく、

皆さまが丁寧に作業を進める様子がいとおしく感じられます。

裏裂を九谷焼の香炉に被せました。下にあるのは聖徳太子由来と伝えられる太子間道。

難しいといわれる仕覆制作に今回はチャレンジしておりますが、

きっといつまでも大切にしていただける作品ができることでしょう。

一つずつ丁寧に作業を進めてまいりましょう。

では、11月12月のレッスン日をお伝えします。

2018年11月のレッスン

原宿表参道「生活の木」教室

11月5日（月曜日）　　10時より12時

「高輪」教室

11月14日（水曜日）　　10時半より12時半　　　13時半より15時半

11月8日（木曜日）　　10時半より12時半　　　13時半より15時半

11月10日（土曜日）　　13時より15時

2018年12月のレッスン

原宿表参道「生活の木」教室

12月3日（月曜日）　　10時より12時

「高輪」教室

12月12日（水曜日）　　10時半より12時半　　　13時半より15時半

12月13日（木曜日）　　10時半より12時半　　　13時半より15時半

12月 8日（土曜日）　　13時より15時